2016年07月27日(水) 「それから、たらいに水を入れ、弟子たちの足を洗って、腰にまとっておられる手ぬぐいで、ふき始められた」ヨハネ13:5
「それから、たらいに水を入れ、弟子たちの足を洗って、腰にまとっておられる手ぬぐいで、ふき始められた」ヨハネ13:5
主は、夕食の席から立ち上がり、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。 そして、たらいに水を入れ、弟子たちの足を洗い、腰の手ぬぐいで、 ふき始められた。ペテロの番になった時、ペテロはそれを拒否した。 「決して私の足を洗わないで下さい」と。当時、道路に舗装はなく、 サンダルのような履き物だったので、足はほこりで汚れきった。 ペテロには、自分の師に、ほこりまみれの汚い足を洗ってもらうな ど、畏れ多い、とんでもない事であった。しかし、そのほこりまみ れの、汚れた足とは、誰にも見せたくない、知られたくない、自分 の中の一番醜い、汚い部分、隠しておきたい部分の事だ。あなたに もあるだろうか。誰にも知られたく無ない。 この世の師弟関係は、上下関係であり、師に徹底して仕え、師から 学び、習得し、身につけて、師から認めてもらう関係だ。しかし、 主との関係は全く違う。主に、自分の最も醜い汚れた部分を差し出 すなら、洗って下さる。そしてきれいにされる。汚れた罪が、完全 に赦される、もし、汚い部分を隠すなら、又、洗って頂くことを拒 否するなら、汚れのままだ。 洗って頂く度に、主との関係がどんどん深められて行く。心の一番 の奥底の汚れを、主に洗って頂く事を拒否していないか。もし洗わ なければ、あなたはわたしの何の関係も無いと言われる。主は日々 の汚れを洗い、洗い続けて下さる。主に洗って頂こう。 ----------- 汚れた所を主に差しだし洗われなければ「あなたはわたしと何の関 係もありません」と言われる。何と感謝な御言葉か。汚れたところ に敏感になり主に渡し、いつも主と近く強い関係でいたい。