2016年12月27日(火)
「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです」Ⅰペテロ5:7
ある人の会社が倒産した。貯えも無く、たちまち生活に困る事とな った。どうしてよいかわからず、とりあえず、親戚にたちまちの必 要を借りようと思った。その親しい親戚とは長年の信頼関係があり、 快く応じてくれるとわかっていた。その事を牧師に話すと「いや、 その方に借りる前に、まず主に祈りましょう!」と言われた。 神は、必ず必要は与えて下さるからと。牧師に従うべく、共に祈り、 そして「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、 それに加えて、これらのものはすべて与えられます」の御言葉に、 非常に力を得た。「主を信じましょう!」との励ましに、主を信じ て立とうと思った。 そして祈り続けていると、何とずっと昔に知人に貸したお金が、突 然まとまって返って来たのだ。驚いた。余りにも昔で、自分も忘れ てしまっていた。ずっと申し訳ないと、返済したかったが、余裕無 くできなかった。やっとめどがついたのでと。思ってもみない所か ら備えられ、本当に驚かされ、主の御名を崇めた。 別の人もリストラになり、次の職が全然無く、しかし「何も思い煩 うな」との言葉を信じ、「いっさい神にゆだねなさい」に従い、主 に委ねた。すると貯えも無く、目の前真っ暗なはずなのに、心は平 安で満たされた。心に感謝が湧き上がった。 近隣の畑の野菜が届き、魚釣り人から魚が届き、あちこちから、ほ んとにエリヤのごとくカラスにより運ばれて来た。主の不思議を体 験し、更に喜びに満ち、やがて職が与えられた。 ---------- 祈りのより所となる御約束だ。愛する私たちのいっさいを心配し、 すでに備えられているものを与えてくださる。あれこれと心配事が 浮かんでは消えるが大胆に主に求める信仰を持って歩もう。 --