2001年01月27日(土)

「だれでも、聞くには早く、語るにはおそく、怒るにはおそいようにしなさい。」(ヤコブ1:19)

 あなたが言おうとしている事を、さえぎられて、わかっているとばかりに、結論に飛ばれたら、イライラするだろう。
私たちは皆、その類の事をしてきた。
人が何か言おうとしているのに、自分の思い込みの方に夢中だった。
人の言葉が耳を通り抜けてはいるが、内容は、何を言っているかは、本当には聞いて来なかった。
その結果、多くの誤解が生じてきた。
ある夫婦が議論していた。互いに相手を非難し、同時に喋り互いに相手をさえぎっていた。一言話すごとに、互いの関係をより深く悪化させた。
主はそのような無作法な会話はされなかった。人々は主の言葉を聞き、主も人々に耳を傾けられた。
主は聞きなさいと言われる。よく聞け、耳を傾けよと。
敬意を持ってよく聞くことは怒りを鎮め、正しい事を見分けさせてくれる。自分を思い込みを捨て、よく聞け。
まず、主の真理の御言葉をよく聞き、そして、人に耳を傾けよ。
多くの過ちから守られる。