2018年01月27日(土)

「サムエルは、『お話しください。しもべは聞いております』と申 し上げた」Tサムエル3:10



サムエルは「お話しください。しもべは聞いております」と、申し
上げて、主の御声に聞き入った。最初はエリに呼ばれたと思い、
「はい、ここにおります」と言ったが、「何であれ、言われる事に、
お従いします」の姿勢だ。「お話しください。どのようであれ、お
従いしますから」サムエルは、その心の態度があったからこそ、主
の御声を聞くことができた。

御声を聞く事と、従う事はセットだ。私たちはどうだろう。したい
事が決まっていて、その後押しの御言葉が欲しいだろうか。欲しい
言葉が定まっているなら、それ以外の言葉は耳に入らない。聞きた
くないからだ。無意識にもスルーしてしまう。肉は、都合の悪い言
葉は聞きたくない。ただただ、自分の願いを聞いて欲しいばかりだ。

願い通りになって欲しい。余りに願いが強いと、願望以外のものは、
受け付けず、聞こえなくなってしまう。しかし、尚かつ自分は聞い
ているつもりなので、極めて要注意だ。無意識に自分の願望でもっ
て御言葉を読み込んでしまう。そうなると、御心と逆方向に向かう。

まず自分自身を明け渡すことが大切だ。もし思い通りでなくとも、
何であれ、お従いしますの姿勢が大事だ。その時、心が備えられ、
整えられ、主の御声がわかる。御心を知れる。そして従おうとする
時、行なう力も主から来る。強い肉の思いの妨げがないか、心探っ
て頂こう。

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心の底に自分の強い思いがある時は、御言葉がよく聞けない。又、
自分の思いで御言葉を取ってしまう。まずありのままを祈り、自分
を明け渡せるように祈ろう。それも主が助けて下さる。そして御心
がわかるようにして下さる。