2019年08月27日(火)

「わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない・・わたしの望む事を成し遂げ」イザヤ55:11



私達は、ああなって欲しい、こうであれば良いのにと、様々な思い
がある。それは自分の気持ちとして、祈れば良い。しかし、わきま
えておくべき事は、「わたしの望む事を成し遂げ」とあり、主が語
られた言葉が、成就するということだ。主の口から出る言葉を、主
ご自身が成し遂げる、と言われている。主の意志が物事を実現させ
る。だから主が語られた御心が大切だ。

しばしば主が願っておられると、「自分が」思う事を、主の御心と
勘違いしてしまう。強い願望のゆえに思い込んで、勘違いしてしま
う。だが成就しないので、いぶかる。ある人が、これこそ御心と思
ったが、成就しなかったと証しした。後にそれは、「主が」望む事
ではなく、主のためにと「自分が」望む事だったと気づかされたと。

主の「わたしの望む事」でなく、肉が望む事であった。主の口から
出た言葉だけが成就する。どうすればよいのか。まず自分自身の意
志を明け渡そう。自分の強固な思いが、御心を知ることを妨げてし
まう。そして、もし主の言葉が臨んだなら、その言葉から目を離さ
ず握っていよう。

その約束は、なかなか実現せず、一体どうなっているのかと思う事
もあり、何年も祈り続ける事もある。遠回りに見えて、忍耐が必要
かも知れない。しかし主の言葉は「必ず」成就する。主が働かれる
ので、その言葉の通りになる。だから、約束はすでに得ている事に
なる。神の時に、目に見える形で現れて来る。
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大きな問題はすぐ解決しなければ不安になり、強い願いは思い通り
の答えが欲しいが、同時にそうでなくても自分の思いをはるかに越
えた主の最善がなることも知っている。主に結果をお委ねしよう。