2019年12月27日(金)

「罪の支払う報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです」ローマ6:23



エデンの園で、主はどの木からも食べて良い。しかし善悪を知る木
からは食べるな、必ず死ぬと言われた。エバはその禁止された木が、
気になって仕方が無かったようだ。ある人が、門前の植木鉢が無く
なるので「植木鉢をとらないで下さい」と張り紙をした。すると以
前よりもっと盗られてしまい、張り紙をはずしたと。

禁止により返って欲望が、かき立てられる。そんなエバに悪魔は近
づいた。御言葉をアダムから間接的に聞いていたエバを狡猾に誘惑
した。また聞きだったエバに「神は、本当に言われたのか」と。す
ぐにアダムに確かめれば良かった。だが悪魔と会話を始めてしまい、
罠にはめられて行った。悪魔は食べても決して死なないと嘘の断言
をし、神のようになり善悪を知るのだと。

結局、主に背き食べてしまいアダムにも与えた。二人は罪を犯した
結果、主の前に出られず、木陰に隠れた。主の呼びかけに「私は裸
なので、恐れて、隠れた」と言った。犯した罪には一切触れない。
罪を犯したからでなく、裸なので恐れて隠れたと言い訳する。
罪の結果、神の愛を信じられなくなり、恐れが生じた。ありのまま
の姿でおれなくなった。

ありのままの自分は恥であり、恥を隠したい。主はなぜ裸なのかと
問われた。問題点を突き、示し、そして「食べたのか」と核心を突
き、悔い改めに導こうとされた。主は十字架を備えられた。犯して
しまった罪が赦され、回復させられるとは、何という驚くべき事だ
ろう。ただただ恵みだ。
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神との正しい関係の中にいれば、弱さを隠さずありのままでいられ
る。罪に支配される者から恵みの中に生かされている。主に罪赦さ
れた罪人としていつも神の前に立とう。