2020年08月27日(木)

「見よ。わたしはあなたがたのために、パンが天から降るようにす る。民は外に出て、毎日、一日分を集めなければならない。これは、 彼らがわたしのおしえに従った歩むかどうかを試みるためである」 出エジプト16:4


イスラエルの民は出エジプトを果たした後、荒野に出た。主はその
何も無い荒野で、民たちを40年間養われた。天からマナを降らせら
れたのだ。毎日その日1日分だけを集めるようにと言われた。その
日の分だけだ。6日目だけは2倍集めるようにと。7日目は安息日
で、集めることができないからだ。

しかし、ある人々は、命令を聞かず、欲張って翌日分まで取り込ん
だ。が、それは虫がわき、悪臭を放った。又、ある人々は、6日目
に2倍集めないで、安息日に取りに出た。しかし、安息日には、何
も見つからなかった。主はこの事を通して、「わたしの教えてに従
って歩むかどうかを試みられ」た。

40年の間、1日たりともマナの無い日はなく、主は荒野で、民を養
われ続けた。これは「日ごとの糧」を表わしている。主はその日の
必要を必ず与えて下さる。明日の心配はいっさい無用だ。明日、明
後日の糧を求めよとは言われない。「今日」の糧だ。明日のこと
は、
明日が心配する。今日1日の糧があれば充分だ。

明日の心配は無用だ。能天気でよいという意味ではなく、主が心配
して下さるから、心配不要なのだ。「あなたがたの思い煩いをいっ
さい神にゆだねなさい。神が・・心配してくださるからです」。
今日、糧が与えられている事を、精一杯感謝して、明日は主にいっ
さいお任せしよう。その時、主はその人を、どんな中も平安と喜び
に守って下さる。
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最悪な未来を想定して心配ばかりしているより、主にあって幼子の
ような素直な信仰をもって、日々主の助けと導きを求めていこう。
今日与えられている恵みと祝福を数えていこう。