2021年02月24日(水)
「そのためには、あなたがたはよく監督して、だれも神の恵みから落ちる者がないように、また、苦い根が芽を出して悩ましたり、これによって多くの人が汚されたりすることのないように・・長子の権利を売ったエサウのような俗悪な者がないように」ヘブル12:15
「苦い根」とあるが、苦い根の中に「憎しみ」がある。攻撃された、 傷つけられた恨み、処罰感情、敵対心は、強い憎しみを根付かせて しまう。だが憎しみからは何も生まれない。何の良いものも無い。 そして憎まれている相手は、何も気づかす、感じていない。憎む側 の一人相撲であり、心が荒れて、自分で自分をむしばみ、痛めつけ る事になる。 叉、その憎しみは、「これによって多くの人が汚されたりすること がないように」と自分だけでとどまらず、周囲に影響を与え、害を 及ぼして行く。周囲の人の心も辛く、苦しくなる。そこにサタンの 足場を与えてしまう。教会で、他の場所で、共に何かをしようとす る時に、一人の苦い根は一致を阻む。 その所にサタンが巧妙につけ入って来る。叉、それは争い、怒り、 妬み、俗悪な欲望かも知れない。それらをそのままにしておいては いけない。ますます深く巣くわせてしまう。まず祈ろう。人には不 可能で、出来ないが、「神にとって不可能なことは一つもない」 「人にはできないことが、神にはできる」。祈りに答えて、取り扱 って下さる。御声を聞いて、示しの一つ〃に従おう。御霊が助けて、 苦い根を引き抜いて下さる。 ------------- 苦い根は自分だけでなく人にも害をおよぼしていく。主に渡そう。 すべての人との平和、聖められることを追い求めなさいと言われて いる。意志を向ければ主が助けて癒してくださる。