2021年10月27日(水)

「あなたは私のともしびをともされ、主、私の神は、私のやみを照 らされます」詩篇18:28



ある人が、職場の上司の事で悩んでいた。ワンマンで、すぐ大声で
怒鳴る。仕事量は多く、余りのストレスに倒れそうだった。いつし
かイライラが怒りとなり、不満が爆発しそうだ。祈れなくなり、御
言葉も入らず、平安が全く無かった。どうにもならず、悶々状態
で、主に助けを求めた。

心の内を打ち明け、祈っていると、「他人をさばくことによって、
自分自身を罪に定めている」との御言葉が臨んで来た。「え!」と
驚き、戸惑った。自分は正しく、悪いのは上司、性格の悪い上司の
問題としか見えない。だが御霊に心の内を照らされた。ずっと上司
を裁いている自分に気づかされた。

自分の姿など考えた事も無かった。裁くから辛いのだと語られた。
その罪を認め、悔い改めた。その時、心がすっきりして、平安が戻
った。重苦しかった心が平安にされ、それは何ものにも代えられな
い喜びだった。そして主と共に、上司にも仕事にも対応出来るよう
にされた。

叉、ある人も、トゲのあるキツい物言いや態度の相手がいて、傷つ
いて嫌な思いをしていた。祈っていると「父よ。彼らをお赦しくだ
さい。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです」に、そ
うだ、相手は、わからないのだからと思った。そして更に主と交わ
っていると、これは相手の事でなく、自分の事だとわかった。

嫌な相手を内心裁き、ひどく憎み、嫌悪していた。だから自分が苦
しかったのだと。自分と主との関係がすべてだと学ばされた。そこ
から平安が来る。
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信仰生活、罪がわかるだけに口に出さなくても、自分は正しいに立
ってしまいがちだ。気づくと心の中で裁いている。平安がないのは
は私の心のやみではないのか。気づかされ一つ一つ悔い改めたい。