2021年12月27日(月)

「すると、シモンのしゅうとめが、ひどい熱で苦しんでいた。人々 は彼女のためにイエスにお願いした」ルカ4:38



ペテロの姑が、ひどい熱病であった。主が会堂を出て、ペテロの家
に入られた時であり、その時に、周囲の人々が主にお願いした。彼
女自身は病に倒れていて、何も出来ない状態だ。私たちもどうだろ
う。人々が、心身の疲弊でどうにもならない時は、私たちが主のも
とにお願い行くことができ、執り成しの祈りができる。

「彼女のためにイエスにお願いした」。御霊に示される執り成しの
祈りがあるだろうか。あの人のために、この人のために、自分にも
出来ることがある。すると主が、枕元に来て、熱をしかりつけられ
ると、熱が引いた。主は、人々の願いを聞き入れて、彼女をいやし
て下さった。

主は私たちの執り成しの祈りに答えて、みわざをして下さる。私た
ちも、祈りの答えはどんなに嬉しいことだろう。大きな励ましを受
ける。そして熱が引いた彼女は、すぐに立ち上がって、もてなし始
めた。普通熱が下がってもまだフラつくのに、全きいやしだった。

熱で苦しんでいた彼女は、主にいやされて、何をしたか。「もてな
し」た。彼女は、主への感謝が溢れ出て、行動に表して行った。主
に仕え、人々に仕える者にされた。私たちは、へりくだって、仕え
なければならない、ではなく、感謝して行く時に、溢れ出て仕える
者とされて行く。

「ねばならない」で行動すると、喜びが無く、重荷となり、疲れて
しまう。主への感謝でいっぱいになる時、「もてなし始めた」。仕
える者にされて行く。苦しみも、感謝をもって仕える者とされるた
めに用いられる。
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執り成しの祈りによって、今年一年もどれ程の祈りの答えを受け取
って来ただろう。多くの問題の中で主がどのようにして栄光を現さ
れたかを共に知る者とされる。主への賛美が溢れ出る。