2022年06月26日(日)

「コラは全会衆を会見の天幕の入口に集めて、ふたりに逆らわせよ うとした。そのとき、主の栄光が全会衆に現れた」民数記16:19



「コラの反乱」の箇所だ。コラと共謀者達が250人の民と共に
モーセとアロンの権威に反逆した。「全会衆は皆、聖なる者なのに、
なぜあなた達が上に立つのか、分を越えている」と。モーセはこれ
を聞いた時、自分が出て対応、対処せず、まず御前にひれ伏し、主
に祈った。

その時、主ご自身が出て、決着をつけられた。コラは全会衆を扇動
して、二人に反逆させようとしたが、主がはっきりと誰が聖である
のかを示された。地面が割れ、反逆する人々は飲み込まれた。主ご
自身が裁きをつけられた。その後、主は明白なしるしを与えられた。
12部族に1本づつ杖を持たせ、主が選ぶ者の杖は芽を出すという
ものだった。

するとアロンの杖が芽をふき、アーモンドの実を結んだ。主ご自身
が民の不平をしずめられた。私達も、各々に量り与えられた、分を
わきまえる事は大切だ。人や自分の思いではなく、主が、一人一人
に与えられた分がある。各自の立場や役割は、聖なる主からのもの
だ。分を越えていたのは、コラと共謀者の方であった。

今いる場所で、他の人々への羨望や自己憐憫はないだろうか。他の
立場や役割への妬みは、恐ろしい罪へと増幅して行く。妬みから邪
悪な行ないが生まれる。今の境遇に置かれたのは、主だ。「自分の
領域を守らず、自分のおるべき所を捨てた」のが悪魔だ。

分をわきまえ、今の場を受け入れる時、主はその所で豊かに祝福し
て、あなたを素晴らしく用いられる。主と一つに、今の場で役割を
果たして行こう。

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一人一人、皆、役割が異なり、遣わされた場が異なり、賜物が異な
る。クリスチャンは与えられた賜物が皆、全く違うので、ライバル
がいないと言われる。競争にならないからだ。主を見上げ、絶えず
御心を尋ね求めて、与えられた分に従って行きたい。