2023年08月27日(日)

「それで、何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にも そのようにしなさい。これが律法であり預言者です」マタイ7:12 



これは、具体的にはどういう事なのだろう。 「自分にしてもらい
たい事を、他の人にせよ」とあるが、自分にしてもらいたい事は、
人によって様々だ。ある人は悩みの時、そっとしておいて欲しい。
干渉される事を嫌う。煩わしい。しかし逆に、ある人は放っておか
れると、冷たく感じる。手を貸して欲しい。一人一人違うので、そ
のまま自分の思いを人に適用するなら、的はずれになってしまう。

つまり自分を中心にした肉の思いで、判断するのでは無い。自分の
メガネで判断して行くと、「小さな親切、大きなお世話」、お節介
になってしまう。自分の思いを相手に押しつけるばかりだ。まず自
分のメガネをはずす事が大切だ。そして、よく祈り、御霊の導きを
求め、主の御心によって、相手に対応して行くことが必要だ。主の
導きがベストであるので、御霊の導きが大切だ。

よく祈って、御霊に導かれて相手にした事が、喜ばれない時がある
かも知れない。しかし、それは真に相手の益のためであるので、そ
の結果を見守っていると、必ず御霊の実を結んで行く。主の栄光が
現れる。つまり、「自分にしてもらいたいこと」=「主の御心を」、
ということだ。私たちの真の願いは、それであるはずだ。

その前の「求めなさい。そうすれば、与えられます」の通り、何が、
主の御心かを祈り求めるなら、必ず正しい判断を与えて下さり、な
すべき事を教えて下さる。他の人にそのように対応して行くことが
でき、他の人々を愛して行ける。

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愛する事や、寛容である事、赦し合う事、自分を捨てて行く事が
言われているが、これらは誰しも、相手から自分にしてもらいたい
ことだ。しかし幾ら頑張っても出来ない事もわかる。御霊の助けが
必要で、御霊の導きを求めよう。御霊により行なってゆける。