2023年10月27日(金)

「「主よ。あなたの決めておられるように、私を生かして ください。」詩篇119:149



ある人が、証しをした。ある時、一見不都合な、マイナスの事態が
起きて、非常に苦しい状況になった。その時に、良い状況に変わる
ようにと、祈りに、祈り続けた。切なる祈りを重ねるのだが、その
苦しい状況は全く変わらなかった。祈りが答えられていない。全く
答えられない事に気づかされた。そんな事も含めて、そのままを祈
りに持って行った。

いろんな起きた出来事を一つ一つ、祈りの中で考えて行った時に、
この状況は変わらないのではとの思いとなり、更にそれは確信にな
って行った。尚も祈っていると、状況でなく、自分の思いの方が変
えられて行った。一見悪い事態だが、主に在っては、悪いものでな
く、主が自分のために備えて下さったものであり、良いものなのな
のでは、と。むしろ主の下さった最善なのではと。

そのように思いが至った時に、不思議だが、心が変えられ、あれほ
ど辛く苦しかった心が落ち着いてきて、平安が臨んだ。気持ちが楽
になって驚いた。主が、私たちのために、決めて下さった道に歩む
ことが、一番平安なのだと、教えられた。今までを振り返る時に、
自分の思いが非常に強く、自分の思う道こそが最善だと思ってい
た。

自分の願望が叶う事が、幸せなのだと。自分が中心だった。そうで
なく、それを明け渡して、自分の願いではなく、主の御心が成るよ
うにと、主の決められた道に従う事こそが、喜びで平安なのだと学
ばされた。
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長く祈っていると時間の経過とともに、状況が変わらなければ自分
の思いが変わっていく。主の御心にそってふさわしく変えられる。
主が決めておられるように生きていきたい。