2024年04月26日(金) 「人の望むものは、人の変わらぬ愛である。」箴言19:22
「人の望むものは、人の変わらぬ愛である。」箴言19:22
私たちは、人の目が気になり、他人の評価が気になって仕方が無い という、根深いものがあるだろうか。肉の性質があるので、どうし ても人に認められたい、受け入れて欲しい、との強い思いがあるだ ろうか。「人の望むものは、人の変わらぬ愛」とあり、私たちは生 まれつき、人の愛を求めていると言っている。 アダムとエバが、神に逆らい、罪の方を選び、罪を犯した。その罪 により、主との関係が断たれてしまった。それまで主の豊かな愛を 受けて、主との交わりの中で、充分に満ち足り、喜びに溢れていた のが、その関わりを失ってしまった。それゆえ、人は、人の愛を求 めるようになった。これは普段、無意識で、認識していないだけ で、自分が思う以上に根深い。 人からの愛が欲しいので、良い人と思われたいし、人に嫌われたく ない。これが高じて行くと、人の顔色ばかりを気にし、「ノー」が 言えなくなる。心は「ノー」なのに、嫌われたくないので「イエ ス」の行動をして行く。信仰によってでなく、嫌々、強いられて、 建前で生きると、本当の自分を生きる事ができない。「ノー」が言 えず、嫌々、強いられて、相手に合わせて行く。すると相手を嫌 い、憎むようになってしまう。 そのためにも、きちんと「ノー」を言うことが大切だ。思うところ があれば、主のもとに行き、御霊に心を探って頂こう。心の内をこ とごとく告げて、主と交わろう。様々な気づきを与えて下さり、御 心へと導いて下さる。自由に、自由にして行って下さる。 ------------ ノーが言えない自分を認めず、かといってイエスも言えず、相手を 敬遠してしまう。よく経験する。主に祈り、本音の部分を明らかに されて、主の導きの中で手放していきたい。