2024年06月25日(火) 「私のために断食をしてください・・私も、私の侍女たちも、同じ ように断食をしましょう。たとい法令にそむいても私は王のとこ ろへまいります。」エステル4:16
「私のために断食をしてください・・私も、私の侍女たちも、同じ ように断食をしましょう。たとい法令にそむいても私は王のとこ ろへまいります。」エステル4:16
アハシュエロス王の時代に、王妃ワシュティが退けられ、代わりに エステルが王妃に選ばれた。エステルはその態度のゆえに、周囲の すべての人々から好意を得、王は、他のどの女性よりも、エステル を愛した。そんな時、家来ハマンの巧妙な悪事計画により、ユダヤ 人民族皆殺しの法令が出た。 それを知ったモルデカイは、王宮にいるエステルに、王に助けを求 めるよう伝えた。ワシュティが退けられ、エステルが王妃に選ばれ た時には、なぜだかわからなかった。しかしこの時に至り、過去の 出来事が理解できる。主がユダヤ民族を守るために、この時のため にエステルを王妃とされ、備えられたのだ。主によることであっ た。 そしてエステルは主に従い、素晴らしく用いられ、ユダヤ民族は見 事に救われた。私たちの信仰生活も、同様だ。今に至るまでに、こ れまで様々な事柄が織りなされ伏線になっている。振り返ってみる と、点と点が繋がり、パズルが埋まって行くように、様々な備えに 驚くはずだ。そして、今、あなたの立場と、あなたの位置でしか出 来ない事がある。 ユダヤ民族の救いのために、王に願うのは、王妃の立場にいるエス テルにしか出来なかった。あなたにしか出来ない事を、主は備えて おられる。あなたがその場所にいるのは、もしかすると、この時の ためであるかもしれない。エステルと同様に主からの御心がある。 今の場で、主からの示しが臨むなら、御心に従おう。あなたにしか 出来ない事だ。大いに祝福し、用いて下さる。 ----------- 背後で全てを支配しておられる主が、その時、その時に自分にしか できない事を示してくださる。この場に置いていてくださっている 主に、もしかすると、という思いで祈り、導きに従おう。