2025年06月26日(木) 「この命令は、きよい心と正しい良心と偽りのない信仰から出て 来る愛を、目標としています。ある人たちはこの目当てを見失い、 わき道にそれて無益な議論に走り」Tテモテ1:5
「この命令は、きよい心と正しい良心と偽りのない信仰から出て 来る愛を、目標としています。ある人たちはこの目当てを見失い、 わき道にそれて無益な議論に走り」Tテモテ1:5
ある時、青年会の集いで、集会後、数人で雑談していて、他愛ない 事で議論になってしまった。議論になると、自分が正しい事を主張 したいし、相手に負けたくない。相手を打ち負かしたい。皆が主張 し合い、どうでも良い事なのに、えらく険悪な雰囲気になってしま った。 そのまま帰宅するも、嫌な、ザラザラした気持ちで、平安が無い。 主にことごとく気持ちをありのまま告げて、祈った。御言葉に向か うと、「果てしのない空想話と系図とに心を奪われたりしないよう に・・そのようなものは、論議を引き起こすだけで、信仰による神の 救いのご計画の実現をもたらすものではない」と、もうピッタリだ った。 議論になると平安が失せる。以前も経験した事を思い出した。自分、 自分になり、自分の正しさを通したい一心になる。相手を押さえ込 みたくなり、何が目的なのかが、わからなくなる。「自分の言って いることも、強く主張していることについても理解していません」 の通りだ。ここから徒党や分裂が生じる。自己中心の肉に気づかさ れた。 一番大切なことも教えられた。「信仰から出て来る愛を、目標とし ている」、愛など全く無い状態であった事にも気づかされた。 兄弟姉妹と交わっているのに、愛から遠く離れていた。心から悔い 改めて、教えられたことを、電話し、詫びて、分かち合った。他の 人々も、帰宅して平安が無かったと。主は、失敗をも益として下さ り、一緒に主を新たに知れたこと、平安に戻されたことを喜び、感 謝した。 -------------- 自分が、自分がと肉に心地よい暮らしをしているとわからなくなる。 きよい心と正しい良心と偽りのない信仰から出てくる愛を目標とし ているか、対人関係の中でいつも学んでいきたい。