2004年02月25日(水)

「けれども、私が自分の走るべき行程を走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音をあかしする任務を果たし終える・・」(使徒20:24)

ある学生のクリスチャンが成績が思うように伸びず、悩んでいた。級友達は皆よく出来る。劣等感に落ち込んでいた。自分はだめだと気落ちしていた。そんな時、学校行事でマラソン大会があり、神に祝福を祈って参加した。その日は体調が少し悪く、やはり途中から不調になり、どんどん抜かれて行った。やっぱり自分はだめだと、がっかり落胆していると、神が語りかけて下さった。あなたは人との競争を走るので
はない、私が与えた人生のコースを走り抜くのだよ、と。自分は神ではなく人ばかり見て、人との比較の中で生きている事に気づかされた。人と比べて落胆し、また、優越感に浸り、全く的はずれな生き方だ。横ではなく上を見上げ、私の行程を走るのだ。
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常に人と比較して、優越感と劣等感の間を入ったり来たり、人がどう思うかが絶えず気になり、心では人の賞賛を求めている。人が神であり、平安も確信も無い。神が与えて下さった私の行程がある。私へのみこころに従うこと、神と私で見て行く時に喜びと安堵を経験する。