2004年03月27日(土)

『「ここまで来てもよい。しかし、これ以上はいけない。あなたの高ぶる波はここでとどまれ」と』(ヨブ38:11)

ヨブ記で、神から「お前はどこから来たのか」と聞かれたサタンは「地を行き巡り、そこを歩き回って来ました」と答えている。地に対して、あらゆる策略を持って動き回っている、未信者を支配する、この世の神だ。しかし、神の許し無しに何一つできない。制限がある。ヨブの持ち物は許されたが、身には触れさせられ無い。試練に打ち勝つと、次に、身はよいが、しかし命はいけないと。私達に来る試練は神の制御のもと、量って送られてくる試練だ。「わたしのしもべヨブ」と言われたように、試練の中にある者に特別にあなたの名を挙げて、目を注いで下さる。「主が彼になさったことの結末」、試練にははっきり結末がある。延々と続くのではない。慈愛に富んだ主。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サタンは凄まじい勢いで襲って来るが、どこまでも神様の許しの範囲内で制限付きだ。その背後に神の愛の御手があり、支配と主権がある。サタンさえ利用して、私達の益とし、きよめ、成長させて下さる。サタンさえ用いて、私達に良きこととして下さる。試練のまっただ中では、真っ暗闇が延々と続くように思えるが必ず結末がある。