2004年09月26日(日)

「神は、みこころのままにあなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです」(ピリピ2:13)

ある牧師が学生の伝道に重荷を持ち、早速、志を立て懸命に労した。しかし、働けど、働けど、なかなか伝道は進展しなかった。どうした事かと悩み悶々とした。その時、自分で志を立てて、自分で一生懸命努力するなら、神が実現させて下さると思っていたが、そうではなく、志も実現も、共に神から来ると気づかされた。何でもかんでも自分で志を立てて、自分で思ったように突き進むのではない。家を建てる時、どうしても必要な物がある。それは設計図だ。設計図がないなら家が建設される事は不可能だ。神は設計図である、「志」を与えて下さる。それは神から来る。そして、それを完成する力も神が与えて下さる。神からの志である事が大切だ。あなたの思いは、神からの志か。
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肉の思いは自己中心だ。自分の損得、自分を守る事、自分の名誉、体面にピリピリしている。しかし、そんな自分の思いを明け渡して行く時、神はみこころにかなった志を心に与えて下さる。そして、それを実現する力も与えて下さる。まず自分の思いを神に明け渡そう。