2006年07月27日(木)

「元気を出しなさい。あなたがたのうち、いのちを失う者はひとりもありません。失われるのは船だけです」使徒27:22




何日もの激しい暴風に船はほん
ろうされた。身の危険を感じ、
事態は絶望的であった。
しかし、失うのは船だけで、命は
失わないとの事だ。神は、クリス
チャン人生、失うものは何もない
とは言われない。ヤコブも「私も、
失うときには、失うのだ」と言っ
ている。私達は信仰生活で、様々
失うものがあるだろう。
「主は与え、主は取られる。主の
御名はほむべきかな」だ。
しかし、色々な折りに失う事はあ
っても、必ず私達は御手の中に堅
く守られ、クリスチャン人生を全
うできるという事だ。船を失う事
があるという事実を覚えよう。
だが、信仰人生は必ず守られ、確
実に安全な島に打ち上げられるこ
とも覚えよう。だいたい、得る事
は喜びで嬉しい事だが、失う事は
痛く辛い、痛手だ。しかし、振り
返った時、あの時の、この時の損
失、それで自分自身が練り鍛えき
よめられ、信仰が成長させられ、
今の自分があるのではないか。
あの損失が無ければ、今の自分は
無い。信仰人生、損失は必ず通る
が、思いを遙かに越えた大きな祝
福に至る。
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私たちは目の前がすべてではない。
現状に飲み込まれそうになるが、
神様が望んでおられるのは、失う
ものを惜しむのではなく、すべて
をご計画される神様から与えられ
るものに目を向けることだ。
委ねることではないだろうか。