2001年06月27日(水)

「神は罪を知らない方を私たちの代わりに罪とされました」(Uコリント5:21)

昔の時代、王室というものは特別
待遇を受けていた。受けるべき罰、
規律さえ免除されていた。王家の
子供達は悪い事は罰に値する事
を知る必要があったので、王子や
王女が不従順の時は代わりに「
鞭打たれ少年」が、罰を受けた。
召使いが王家の者のお尻をたた
くなど思いもよらない事だったか
らだ。キリストの十字架は罪の扱
いについて、これとは正反対の事
を示している。召使いが悪かった
のに、王家の者が罰を受けてい
る。栄光の王子であるイエス・
キたいリストが、十字架上で死な
れた時に、私達の身代わりとなっ
て下さった。ご自分から「鞭打た
れ少年」となられ、罪の値を支払
って下さったのだ。何という事だ
ろう。いかばかり感謝すべきか。
この思いが、普通なら止めてし
まうような時も、パウロに働きを
続けさせた。呪いを取り去るた
め、キリストは呪われて下さった。
この身代わりの事実に押し出さ
れ、私達が人に良きおとずれを
告げる事が出来るように。