2007年07月27日(金)

『イエスは彼に言われた。「起きて、床を取り上げて歩きなさい」』ヨハネ5:8



もし人が病気になっても、それが普
通の状態、正常な状態だと思ってい
るなら、病気が治ることはない。
病気が治るには、自分が病気だと認
識しなければならない。私達も癒さ
れるためには、自分が病んでいる、
この状態は正常ではないと認識する
ことが重要だ。自分の自我や自己中
心には目を向けないで、相手の欠点
ばかり責めているなら、いつまでた
っても、その状態は改善されず、延
々同じ事の繰り返しのままだ。何の
成長も無い。相手の欠点ではなく、
それに反応して相手を攻撃し、責め
る「自分の問題」だと気づき、認め
て行く時、変えられて行く。この人
は「池の中に私を入れてくれる人が
いない」と、人のせいにしていた。
助けてくれる介助人がいない、だか
ら自分は良くならない。人に依存し
てしまっていた。人に依存すると無
気力になる。うまく行かないのは人
のせい、人が悪い。その、人依存が
問題なのだ。主は「起きて」と言わ
れた、床を取り上げて、自分の足で
歩けと。人はいっさい関係なく、問
題は、人に、病気に、依存している
自分にあると気づき、認める時、主
のみわざはすでに始まっている。自
分の床って何だろう。自己憐憫、諦
め、不満、不信仰、偶像に頼る心・・
その床を取り上げて、神を、御言葉
を心底頼って歩く事を始めよう。自
立とは神だけに頼ることだ。
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前進を妨げているのは、人でも環境
でもなく、自分の問題だ。起きて自
分の足で歩んで行く気は本当にある
のかどうかだ。自分の弱さ、足りな
さを認めよう。主が立たせて下さる。