2025年11月03日(月)

「思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではあり ません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります」 ガラテヤ6:7


議官アヒトフェルが、ダビデを裏切って来た。しかしダビデが親友
だと言った、信頼を置いていた相手だった。「私をそしる者が敵で
は無い。それなら私は忍べた。私に向かって高ぶる者が、私を憎む
者では無い。それなら私は、彼から身を隠した。そうでなく、お前
が。私の同輩、私の友、私の親友のお前が」と。

一緒に仲良く語り合い、神の家に群れと一緒に歩いて行ったのにと。
敵の攻撃は、まだ対処できるが、同志、親友の裏切り、敵対は非常
に耐え難い。これほど辛いものは無い。だがダビデは、起きる様々
な出来事が、バテシバと姦淫し、ウリヤを殺害した罪の刈り取りだ
とわかっていた。ダビデは、逃げずに真正面から受け入れ、主と共
に刈り取って行った。ダビデの信仰だった。

親友の裏切りである事態も「アヒトフェルの助言を愚かなものにし
て下さい」と主を信じ、主に委ねた。自分で立ち向かわず、主に信
頼し、祈った。そして息子アブシャロムが謀反を起こし、ダビデに
敵対し、戦いの準備をしていると耳に入る。息子とは戦えない。ダ
ビデは逃げる事を決意をする。「ダビデはオリーブ山の坂を登った。

彼は泣きながら登り、その頭をおおい、はだしで登った。彼といっ
しょにいた民もみな、頭をおおい、泣きながら登った」ダビデは泣
いた。どんなに辛く、苦しく、痛んだ事だろう。オリーブ山は、主
を礼拝する場所だった。主の御心と受け止めたダビデは、苦難によ
り、更に主に拠りすがり、更に主に近く歩む者とされた。
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刈り取りも主からのものと受け取るなら、主は必ず共にいて助けて
くださる。何処までも主に信頼して生きていこう。失敗をしても、
悔い改め、赦しを受け取ったなら、主に頼り歩もう。