2011年04月25日(月)

「自分の口と舌とを守る者は、自分自身を守って苦しみに会わない」箴言21:23


「主よ。私の口に見張りを置き、私のくちびるの戸を守ってください」ともある。
口と舌を守る、口を見張る、くちびるの戸を守るという事は、口から発する言葉
に気をつけるようにとのことだ。そして「心に満ちていることを口が話す」「外
側から人に入ってくる物は、人を汚すことができない。人から出るもの。これが、
人を汚す」「良い人は、良い倉から良い物を取り出し、悪い人は、悪い倉から悪
い物を取り出す」とあり、御言葉によると、人は心にあるものが、口から出る。

それゆえ、口自体でなく心が問題だ。心の倉が良いもので満ちているなら、その
ような言葉が口から出て、心の倉が悪いものでいっぱいなら、そのように口から
出る。口から出る言葉は、その人の心にあるものだ。心に憎しみや妬み、敵対心
が潜んでいる時、隠していても、はしばしにそのような言葉が出て来る。日々、
主の交わりの中で、心を探って頂こう。

自己中心な思いにいる時、その口から出る言葉で、人を傷つけてしまう。良きに
つけ悪しきにつけ、言葉は、その人の心を反映している。又、普段、私たちが発
する言葉を軽く考えてはいけない。「人はその口にするあらゆるむだなことばに
ついて、さばきの日には言い開きをしなければなりません」。

舌を制御する事は、誰一人不可能だ。だからこそその事をしっかり自覚して、日
々御霊の助けを拠り頼もう。そして、人を慰め、励まし、生かす言葉が、主を誉
め讃える言葉が出るように、心を変えて頂こう。
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安易に口から出す言葉で人を傷つけ罪を犯してしまう。口から出す言葉にもっと
敏感になろう。感情的な思いが来た時は、黙し、心を主に向け祈り心の倉にある
ものを変えて頂こう。