2012年04月25日(水)

「感謝のいけにえをささげる人は、わたしをあがめよう。その道を正しくする人に、わたしは神の救いを見せよう」詩編50:23


「感謝」は、神へのいけにえであり、神が喜ばれるものだ。感謝を献げる時、驚くべきみわざを見る。感謝は、砕かれたたましいが献げる事ができる。感謝する事は、現状を認める事であり、受け入れる事だ。砕かれた人がそうできる。反抗心があるなら感謝ができない。事態を受け入れる事ができず、不平不満、愚痴で一杯になる。感謝は、思い通りにならない状況にも、神の主権と支配を認め、神からのものと受け止めて行く。

無駄なものは一つもなく、一つ一つに神のご計画があり、意図があることを信じる。そして、夜の後に必ず朝が来ること、トンネルは必ず出ること、神が必ず良くして下さることを信じて行く。耐えられない試練は無く、脱出の道も備えられている。どんな時にも希望がある。それゆえ感謝を献げる。見えるところが夜であり、真っ暗であっても、主の愛に目を向け、必ず良くして下さることを信じるので、感謝する。

ある人が、親の介護で、全労力を取られているところに、子供が入院。病院に行く事すらままならなかった。そこに夫が倒れ、身動きも取れない状態だ。しかし、その時に感謝のいけにえを献げた。感謝する気分だから感謝するのでなく、信仰によっていけにえを献げて行った。その時、状況に関わらず、心に平安が溢れ、心の満たしを与えられた。幸せだから喜びに満ちるのでなく、どんな状況をも感謝して行く時、喜びが来て幸福感が来る。
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暗い現状であっても、そこにも必ず恵みがあり、必ず感謝できる日へと繋がって行く。今をご支配される神を信じ、先取りの感謝を献げよう。不安や恐れから守られ、心が神の平安に満たされて行く。