2013年08月26日(月)

「雨や雪が天から降ってもとに戻らず、必ず地を潤し・・わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ」イザヤ55:11


私達は信仰生活で、ああ、意志が強ければと思うだろうか。意志さえ強ければ、色々な物事を達成できるのにと。デボーションが大切だとわかるが、続けることができない。続ける意志さえあれば、もっと成長できるだろうにと。又、祈り続ける意志があれば、もっと答えられるのにと。しかし、人の意志の力が、物事を達成させるのではない。意志は弱く、力は無い。

「わたしの望む事を成し遂げ」人の意志ではなく、神の意志が、物事を成し遂げる。では、どうすればよいのか。自分自身の意志が、「わたしの口から出るわたしのことば」である、主の御言葉に従う事を選択して行く時、神の力が、物事を成就させて行く。意志は不必要なのではない。神は、私達に意志を与えて下さっている。その自らの意志を、神から離れて自分で主張して行くのでなく、神の意志に合わせて行くことが大切だ。

神の御心は、一見困難に見え、臆してしまう事がある。しかし、主が語られた事は、「必ず主が成し遂げられる」と信じて、一歩を踏み出そう。これが信仰であり、ここで意志を働かせる事だ。そうする時、不可能が可能になり、道無きところに道が出来るのを見て行く。「手を伸ばしなさい」「起きて床を取り上げ歩きなさい」との主の言葉に、意志を向けて応答した時に、主の癒しの力が働いて奇跡が起きた。意志を向けて、目の前の、神の言葉に従おう。そうすれば「わたしが成し遂げ」られるのを、見て行く。
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最初の一歩を踏み出すまでは、不安と恐れで足がすくむような状況も主を頼りに前進すると自分の力をはるかに超えた祝福の結果にたどり着いた経験をする。出来ない自分から、主の御約束に置きかえ進もう。