2013年10月25日(金)

「しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない」イザヤ40:31


主を待ち望む者は「新しい力」を得る。そして「鷲のように翼をかって上ることができる」と。待ち望むとは、忍耐が含まれる。
鷲は、その強さや大きさ、飛ぶ速さで、鳥の王者だ。鷲は、大きく、大変重いため、自力で飛び上がる事ができない。じっと風の音を聞いている。

風の音を聞き分け、風が吹いた時に、崖から飛び降り、翼を広げて、上昇気流をつかみ、空高く舞い上がる。移動する時も、風の力を生かして、舞い上がる。風の音をじっと聞き、常に機会を待っている。「時」が来た時に、翼をかって大空高く上ることができる。

私たちも、「神の時」を待つことが大切だ。鷲が風の音を聞き、風を待つように、私たちも祈りつつ、じっと主の御声に耳を澄ませていよう。風が必ず吹くように、時が来ると、神の言葉が臨み、心に平安が与えられ、道が開かれて行く。導きが臨む。まず、祈りつつ忍耐して導きを待とう。待つ期間こそが、まさに信仰の成長の時だ。主を待ち望まずして、信仰が成長することはない。

現代はとにかく忙しい。自販機にお金を入れて、すぐ飲み物が出て来る。待つ事なく、すぐに答えが欲しい。しかし、信仰は待つ事により熟成されて行く。又、風が来ると即、鷲が風に乗るように、導きが来たなら、ぐずぐずせずに、すぐに従おう。大きな祝福が備えられている。
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祈れば安心で、その後の導きに目を凝らしていない事がある。主は様々な方法で導きを与えて下さっているのに。祈りの後の導きを一心に見張り、その時を得て舞い上がろう。