2014年02月23日(日) 「彼は恐れて立ち、自分のいのちを救うために立ち上がった・・えに しだの木の陰にすわり、自分の死を願って言った」列王19:4
「彼は恐れて立ち、自分のいのちを救うために立ち上がった・・えに しだの木の陰にすわり、自分の死を願って言った」列王19:4
エリヤはバアルとの戦いで、雄々しく戦い、大々的勝利を遂げた。 しかし、怒ったイゼベルはエリヤ殺害指令を出した。エリヤは恐怖 に怯えて逃亡した。あれほどの戦いに勝利したエリヤがなぜ?と思 うが、霊的勝利の後は、特に危険と言われている。勝利に喜び、酔 い、油断している所へ、サタンの攻撃と誘惑が襲う。 特に成功の後こそ、特に身を引き締め、へりくだって、更に主に拠 り頼む必要がある。あの勇敢なエリヤが、恐れて逃げたのだ。この 事の原因は、イゼベルの言葉だった。主の言葉よりイゼベルの言葉 のほうを受け入れてしまった。どの言葉を聞き、どの言葉を拒否す るかは極めて重要だ。その言葉によって、自分が支配され動かされ てしまう。 私たちはどの言葉に聞いているだろう。神の言葉か、サタンの言葉 か。神はエリヤを深く眠らせ、食事を与え、十分に休息させられた。 主により回復を与えられたエリヤは、ホレブの山に行き、ほら穴に いた。主は「ここで何をしているのか」と問い、エリヤの心の内を 出させられ、山の上で主の前に立つように命じられた。 かすかな細い声があり、エリヤはその御声に耳を傾けた。神はエリ ヤの思い込みを正し、新たな使命を与えられた。死を願っていたエ リヤが再び、神の使命を果たすために立ち上がる事ができた。 スランプ、無気力から脱出するためには、神の御前に静まり、気持 ちを聞いて頂き、細い御声にじっと耳を傾けることだ。神との交わ りから、新しい力が湧き出る。もう一度立ち上がる事が出来る。 ・・・・・・・・・・・・・・ 落ち込む時、主は責められるのでなく、助けて下さる。辛い、苦し い、悲しい気持ちを余すところなく、ことごとく主に告げて聞いて いただこう。そして御声に耳を傾けよう。回復させ、新たに前に進 ませて下さる。