2014年10月26日(日)

「ルツはしゅうとめに言った。『私におっしゃることはみないたし ます。』こうして、彼女は打ち場に下って行って、しゅうとめが命 じたすべてのことをした」ルツ3:5      


ルツがモアブの地から、ナオミについてベツレヘムにやって来た。
モアブを去る時に、実家に帰るように強く勧めたにかかわらず、嫁
ルツはナオミの背後のまことの神を見て、共にやって来た。そんな
ナオミの将来を祈り、考えた事だろう。ルツに親切にしてくれるボ
アズは、親戚でもあり、彼こそがふさわしいと考えた。

それで、ナオミはボアズに買い戻しを願うよう、方法をルツに指示
し、ルツは姑の言う通りにした。すると彼は、更に近い親類が権利
を放棄するなら、自分が買い戻すと。その時ナオミは、必ずボアズ
がルツを買い戻す事、それが神の御心であり、それが成就する事を
信じた。

それで、「この事がどうおさまるかわかるまで待っていなさい」と
確信を持って言えた。動き回るのでなく、何かするのでなく、ただ
待てと。肉の動きを止めることだ。私達はこれが大変難しい。自分
を救うために、動き回ってしまう。じっとしているより、その方が
安心なのだ。

目に見えない神をただ待ち望む事は難しい。又、それは、手をこま
ねいているのではなく、示された事はして、待つという意味だ。ル
ツは自分のなすべき分を果たした。だからこそ、次にすべき事はそ
こで安息し、ただ神がされる事を、祈りの内に待てばよい。

あなたにも、今、示された事をなし、後は、神を待ち望めと、言っ
ておられるだろうか。

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主はどんなに配慮し、計画し、良くして下さるか、目の当たりに見
せられる。目の前の状況に、事態に、肉はすぐに何とかしようと、
思いを巡らし、動いてしまうが、まずは祈って主の示しを待とう。
そして示された事を行おう。