2014年11月25日(火)

「しかし、イエスは彼らに言われた。『わたしだ。恐れることはない』それで彼らは、イエスを喜んで舟に迎えた。」ヨハネ6:21




湖で吹きすさぶ大嵐の中、暗闇で悪戦苦闘中、向こうから湖上を歩
いて来られる主を見て、弟子たちは驚き恐れた。ぼうっ〜と向こう
から来るものが、幽霊に見えた。怯える弟子たちに、主は「わたし
だ。恐れることはない」と御声をかけられ、そして弟子たちは主を
舟に迎えた。

「そして、舟に乗り込まれると、風が止んだ」。主が舟に乗り込ま
れた時に、大嵐は止んだ。私たちが、心を開いて、苦しい事態の中
に主を迎え入れることが大切だ。つまりは、自分が苦しい事態を受
け入れることだ。弟子たちは目的地にほどなく着いた。この実地訓
練を通して、主は弟子たちに教えようとされた。

私たちも様々な悩みや苦しみ、困難の嵐に会うが、その苦しみの中
に主を迎える時、ほどなく目的の地に着く事になる。ある人が経済
的苦境に直面し、不安でたまらず、恐れで一杯になった。その時に
御言葉を思い出し、弟子たちが主を舟に迎えた時に、岸に着いた。

自分はこの苦境の中に主をお迎えしていなかった。今、この事態に
あなたをお迎えしますと祈った。主に委ねた時に、心がすう〜っと
平安になった。主がおられるから、大丈夫だと思えた。あの不安の
嵐が嘘のように、なぎになってしまった。

そして、不思議な方法で経済的必要は満たされた。心を開いて、主
を迎え入れることが大切だ。自分で悪戦苦闘する事を止めて、主に
お委ねできるよう祈ろう。
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目に見えるものの圧力は強力で、主の見えないこの世は嵐の海を渡
るようだ。何度も経験する。「わたしだ。恐れることはない」との
主の御約束が、恐れを希望に変えていく。