2014年12月25日(木)

「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです」ルカ2:11



「もし、キリストが来なかったら」という文章があった。家の中に
はクリスマスの一つの飾りも無く、クリスマスの美しい賛美も無く、
「メリークリスマス!」と互いに喜びを交わし合うこともなく、沢
山の友人からの喜びのクリスマスカードも、愛の贈り物も無い。

そして、街に出て、どこを探しても教会は無く、十字架も無い。主
イエスに関する信仰書も一つも無く、聖書は旧約聖書しかない。近
所の人が死に瀕していたが、主の十字架による贖い、血潮による罪
の全き赦し、死に勝利する復活の希望、死後の希望を語る事ができ
ない。ただオロオロと嘆くばかりだ。

もし、キリストが来て下さらなかったら・・想像しただけでも、恐
ろしい。しかし、主は来て下さった!極みまでへりくだって下さっ
て、神のあり方を捨てられ、人となられ、この世界に来て下さった。
「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれに
なりました。この方こそ主キリストです」「すばらしい喜び」だ。

罪が赦され、永遠の命が与えられ、「わたしは、あなたがたにわた
しの平安を与えます」いかなる状況の中でも、主の平安を与え、
「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともに
います」いつ、どんな時にも、共にいて下さるために。そして「も
はや、私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きてお
られます」私の内に生きて下さるために。
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神は御子を人として私たちの救いのためにこの世界に与えてくださ
った。主の御降誕を心から感謝します。暗闇の中に輝いている光、
その中に生かされている喜びに感謝します。