2015年11月25日(水) 「主は私にかかわるすべてのことを、成し遂げてくださいます」詩 編138:8
「主は私にかかわるすべてのことを、成し遂げてくださいます」詩 編138:8
パウロは、「御霊の示しにより・・私はそこに行ってから、ローマも 見なければならない」と、ローマ行きを示されていた。しかし伝道 旅行後、エルサレムに寄った時に、余りの群衆の騒動、混乱に、千 人隊長が弁明を許すと、「こんな男は、地上から除いてしまえ。生 かしておくべきでない」と人々に殺害されそうになり、大混乱にな った。 捕らえられてしまい、ローマに行く事は全く不可能に見えた。しか し、監禁により、返って暗殺者から守られる事になり、そして不毛 の裁判のように見えたが、それは総督のペリクスやフェストに証し をする機会となった。又、丁度アグリッパ王がフェストに会いに来 たため、王にも福音を語る機会が与えられた。 パウロは、更にローマ皇帝に上訴したため、これがローマへの道を 開き、パウロの思いとは異なり、囚人としてであったが、ローマに 向かう事になった。その船が幾日も大変な大嵐に会い、皆が、もう だめだと思ったほどの絶望的な状況だった。しかし、パウロは必ず カイザルの前に立つとの、神の言葉を信じ、皆を励ました。船は座 礁したが、全員が無事に岸にたどりついた。 「こうして、私たちはローマに到着した」。ローマ行きが見事に実 現した。そこで証しし、福音を伝えた。どんなに障害があり、妨害 があっても、神は必ず御言葉を実現される。神が語られた事は100 %成就する。あなたは今、苦しい状況だろうか。「こうして、ロー マに到着した」。必ず、あなたに約束された御心は成就する。信じ ていよう。 ・・・・・・・・・・ 「ローマでも証しをしなければならない」とパウロに語られた御言 葉が実現した。与えられた御言葉を信じ、御言葉に立つ時、見える ところ正反対の状況であったとしても、不思議な平安に心は守られ る。御言葉を信じているだけで良いことを、経験させられて行く。