2015年12月26日(土)

「何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる 祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきな さい」ピリピ4:6



祈りと願いをによって、願い事を神に知っていただくが、「感謝を
もって」とある。感謝をもってささげるという事は、どんなに厳し
い現状であっても、どんなに苦しい事態であっても、感謝するとい
うことで、そこに神の計画を信じるということだ。

「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っている」
と言われ、私たちの人生に計画があり、それは「平安を与える計画
であり、将来と希望のためのもの」と。「雀の一羽でも、あなたが
たの父のお許しなしには地に落ちることはない」の通り、御父の許
しなしには何一つ事は起こらない。

主に、行き当たりばったり、成り行き任せという事は無い。主の支
配の中だ。「後になると」平安な義の実を結ぶ。その渦中ではわか
らないが、後の日にその意味がわかる。今はわからないが、ご計画
があり、それは平安を与えるものであり、「すべてのことを働かせ
て益」として下さる。

そして「わたしはあなたを愛している」と言われる。これらの上に
立って、現状でなく、神の視点に立ち、感謝をもってことごとく願
いをささげて行く。その時に、人の思いを越えた平安が与えられる
と。そして、心と思いが守られると。苦しみが臨む時に、心がネガ
ティブになり、落ち込んでしまう。見方が屈折し、歪んでしまう。
しかし「感謝をもって」心の願いを告げる時、まず心が平安に守ら
れる。

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信仰人生を振り返る時、繰り返し繰り返し経験して来た。主はすべ
ての事を働かせて益として下さった。だから今がある。絶対的に益
とされる、主に無駄は一つもない。感謝する事はそれを認めて、信
じることなので、思い煩いから守られ、平安にされる。