2018年08月26日(日)

「主はサタンに仰せられた。『では、彼をおまえの手に任せる。た だ彼のいのちには触れるな』」ヨブ2:6



サタンは、常に虎視眈々と私たちを狙っている。獲物を狙うお腹を
空かせたライオンだ。サタンはヨブを攻撃した。しかしそれは、神
の許容範囲内であった。主が「持ち物はお前の手に任せる。しかし、
身は許さない。次には、身を任せる。しかし、命には触れるな」と
命じられた。

神の主権により、定められた限界内でしか、サタンも働けない。サ
タンがどう攻撃して来ようと、最終的権限を握っておられるのは、
主だ。つまり、目の前に起こる一つ一つの事が神から来ている。偶
然や不運なのではない。サタンに翻弄されているのではない。雀一
羽すら父のお許しなしには地に落ちない。

人が私達を批判し、非難し、敵対しているかも知れない。目に見え
る状況に反応すると、相手への敵対心、憎しみ、裁きが心に湧き上
がる。不平と不満、反抗心で一杯になる。しかし、それなら的はず
れだ。人しか見えていない。その背後で主権を握っておられるのは
神だ。そうであれば対応が違ってくるはずだ。サタンは私達に攻撃
して来る。しかし、主権者であられる神は、サタンすら私達の益の
ために、私達の成長のために利用される。

すべての最終的主権は神にある。ヨブは一夜にして全財産と子供達
のすべてを失った。しかし、それらすべてに神の主権を認め、受け
入れ、ひれ伏し、礼拝した。主を賛美し、御名を崇めた。どんな状
況でも主の御名を崇めて行く事、これは感情でなく、信仰であり選
択だ。出来ないからこそ助けを求めて祈ろう。その求めに答えて下
さる。

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ダビデもサウルから殺意を持って二度も槍を投げつけられた。しか
し神はダビデの命を守られた。サタンは主の許可範囲内でしか働け
ない。しかも、それをも益のために用いられる。サタンをも利用し
て私たちを益し、成長させて下さる。