2019年12月26日(木)

「わが子よ。私のことばをよく聞け。私の言うことに耳を傾けよ。それをあなたの目から離さず、あなたの心のうちに保て」箴言4:20



信仰者も、時に、主が遠く感じる事があるかも知れない。主との交
わりがなかなか持てなくて、平安の無い日々を送るかも知れない。
だが私たちは、ある日突然に、主から、信仰から、離れる事はない。
徐々に、少しづつこの世に流されて、それに気づかないでいる。そ
して気づいた時には、すでに大幅に逸脱してしまっている。

「聞いた事を、しっかり心に留めて、押し流されないように」と言
っている。御言葉も何度も何度も聞いて、頭ではわかっているのだ
が、それを心に留めていないのではと。漫然と信仰生活を送ってい
る。御言葉が物理的に耳に入るが、心で聞いていないと、右から左
へと流れてしまう。種蒔きの、道ばたに落ちた種のように、心に根
付かないまま、サタンが御言葉を奪ってしまう。

「よく聞け」と、「耳を傾けよ」「目から離さず」「心の内に保て」
と言っている。又、御言葉を聞いて従わないなら、御言葉を捨てて
いる事になる。目から離さず、しっかり心に保つ時、御言葉を実行
して行ける。心に留めるなら流されない。御言葉を「一心に見つめ
て離れない人」は、事を実行して行くと。

又、心にひっかかる御言葉があるだろうか。聞きたくない御言葉が
あるだろうか。御言葉は鏡となり心を映し出すので、それこそが自
分の問題点で必要な言葉だ。考えてみよう。自分の何に触れるのだ
ろう。御霊が心を探り、照らし出して下さる。主に向き合う時、自
分の本当の姿が映し出され、それを認めて行く時、自分が変えられ
て行く。前に進む事ができて、成長して行ける。
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出来ないことばかりと聖書を閉じてしまうと主も御言葉も遠く感じ
る。思い直し、出来ませんと祈りながら御言葉に向かうと、神の命
令は重荷とはならない、なぜなら・・と御言葉が語りかけた。主は
弱い私たちを助けてくださる。耳を傾けていこう。