2020年07月26日(日)

「御霊がピリポに『近寄って、あの馬車といっしょに行きなさい』 と言われた」使徒8:29



女王カンダケに仕える、エチオピア人の高官がいた。彼は、礼拝の
ためエルサレムに上り、エチオピアへ帰る途上だった。馬車の中で、
イザヤ書を読んでいた。その時、御霊がピリポに「近寄って、あの
馬車といっしょに行きなさい」と言われた。そこでピリポは御霊に
言われる通りに従い、馬車に近寄った。

並んで走りながら、「あなたは読んでいることがわかりますか」と
声をかけた。彼は「導く人がなければ、どうしてわかりましょう」
と答え、馬車に乗り、一緒に座るよう頼んだ。ピリポはこの所から
イエスのことを彼に伝えた。彼は、書いてある意味はわからなかっ
たが、主を求めていた。そのためイザヤ書を読んでいた。

この箇所を通して、求めがあれば、必ず主を知ることができると見
せられる。求めるなら、与えられる。求める者は受ける。必要な導
き手が与えられ、御言葉を知り、主を知るようにされる。高官にピ
リポが備えられていたように、あなたにもふさわしい導き手が備え
られている。そして喜びに満ちる。

主は、主を求める「求め」を喜ばれる。あなたに「求め」があるな
ら、必ず主がわかるようにされる。又、ピリポの従順のゆえに、主
の御心は成し遂げられた。ピリポは御霊の導きを受けた時に、素直
にすぐに従った。少しでもぐずぐずしていたなら、高官は去ってし
まっていた。ピリポは、主の働きに用いられる恵みにあずかった。
あなたも、今、御霊の導きがあるなら、すぐに従おう。用いられて、
主のみわざを拝する。

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心の奥の飢え渇きを、主はご存じだ。見て下さっている。その渇き
は、主にしか満たせない。主を求めよう。主の方法で、求めに答え
て下さる。主を知る喜びは、何にも代えられない。又、主の示しが
あれば従順に従う時に、誰かのために用いられて、共に喜べる。