2020年11月25日(水)

「むしろ、あなたがたはこう言うべきです『主のみこころなら、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう』ところがこのとおり、あなたがたはむなしい誇りをもって高ぶっています」ヤコブ4:15


主にご計画があるなら、自分で計画を立てるのは良くないのではな
いか、と思いそうだが、しかしそうではない。無計画の、行き当た
りばったりが良いのではない。主と相談しつつ将来の計画、雨の日
のための計画を立てる事は大切だ。主を無視した計画が、愚かで無
意味なのだ。肉で、自分本位にではなく、祈りつつ、御心を問いな
がら、計画を立てて行くのは良い事だ。

祈りつつ、計画を立てると良い。この人は、町に1年いて商売をし
て、もうけようと言った。しかし明日〜しようと言っても、明日の
事は一切私たちにはわからない。命がこのまま明日も続いて当り前
と思っているが、それもわからない。あの愚かな金持ちは、財産す
べてが自分のものだと誇った、しかしその夜に命を取られた。

命は、誰の手にあるのか。神無しの人生設計は、人間の高ぶりだ。
私達の命は消えてしまう霧のようだと言っている。それゆえ、大切
な事は、御前にへりくだって生きる事だ。主を人生の中心に据える
時、人は初めて真の満足を得る。平安と喜びと生きがいを見い出す。
神無しの人生は、結局虚しく終わる。

神のお心を求めて歩む人生は、平坦ではなく、自分の思い通りでは
ないが、決して後悔の無い、豊かな実を結ぶ人生だ。主は最高の相
談相手だ。どの道を進み、どの選択をし、どう判断すべきか、主に
相談するなら御心を示して下さる。今、大切な事は、立ち止まり、
まず主に相談する事だろうか。
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明日の事はわからないどころか、今日の事もわからない者だ。御心
にかなうならと、主のお心を第一に自分の祈りを初めたい。今日、
生かされている事、与えられるものを感謝して受け取りたい。