2021年09月25日(土) 「さて、この地にはききんがあったので、アブラムはエジプトのほ うにしばらく滞在するために、下って行った」創世記12:10
「さて、この地にはききんがあったので、アブラムはエジプトのほ うにしばらく滞在するために、下って行った」創世記12:10
アブラハムは、「あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わ たしが示す地に行け」との主からの召しを受けた。彼は、これに従 い、どこに行くのかを知らないで、出て行った。アブラハムの信仰 であった。そして進んで行った時に、途上でききんに会った。その ききんが余りにも激しく、食物を求めてエジプトに下った。 エジプトには豊かな食物があったからだった。みこころの地からそ れてしまった。その所で、サラが美しかったので、夫婦であるとわ かれば夫である自分に危害が及ぶと恐れ、サラを妹だと偽った。そ の結果、パロはサラを宮廷に召し入れる事となった。大変な事にな ってしまった。だが主が介入され、パロと家をひどい災害で痛めつ けた。 危機一髪のところで、サラを取り戻すことができた。それでアブラ ハムはエジプトを出て、ネゲブから旅を続け、ベテルまで、最初に 祭壇を築いた場所に来た。その所で、主の御名によって祈った。私 たちもこのところから学ぶ事ができる。ききんで、自分の判断でエ ジプトに下さってしまったが、御心の場所を離れるのは、危ないこ とだ。 ナオミたちもききんでベツレヘムを離れて、モアブへ。大きな苦し みを刈り取る事になった。アブラハムは嘘をつくという失敗をして しまった。大変な被害に会うところだった。しかし失敗した時には、 悔い改める事ができる。信仰の偉人アブラハムも失敗した。私たち も悔い改めて、赦されて、再び歩み続けることができる。 ・・・・・・・・・・・・・ 主の御心を歩むこと、御心の中が最も平安であり、安全であると教 えられる。自分の思い、肉の判断で進む時、必ず蒔いたものを刈り 取る事になってしまう。主を仰ぎ、主のお心を求めて祈ろう。そし て主の喜ばれる選択をして行けたら、何と感謝だろう。