2023年04月25日(火) 「私のうちで、思い煩いが増すときに、あなたの慰めが、私のたま しいを喜ばしてくださいますように。」詩篇94:19
「私のうちで、思い煩いが増すときに、あなたの慰めが、私のたま しいを喜ばしてくださいますように。」詩篇94:19
あなたには、心配事があるだろうか。次から次へと問題は起きて、 心配事を抱える。対人関係の問題、仕事の悩み、経済的必要、目の 前の問題、過去の後悔、先の不安、様々な悩みで、くよくよと思い 煩う。しかし主は「思い煩うな」と言われる。いっさい「心配無 用」と。なぜ無用なのか。思い煩ったところで何も解決せず、何一 つ変わらないからだ。 「誰が心配したからといって、自分の命を少しでも延ばすことがで きるか」の通り、何一つ成し遂げない。心が真っ暗に落ち込む事 で、何かを前向きに考えられるだろうか。思い煩いは有害無益だ。 なぜ思い煩うのか。自分が、自分が、になっていて、自分が出来る と思っている。それならすべてが自分の肩にかかる。 しかし出来ないので、そのために思い煩う。「神の力強い御手の下 にへりくだりなさい」。思い煩いは、実際より、物事を大きくして しまう。冷静に対処するなら、十分乗り越えて行ける事態が、恐れ でパニックに陥ってしまう。その心配事は、絶えず脳裏に浮かび、 それを受け入れ続けていると、不安と恐れの要塞を築き、それを尚 も強固にし、モンスターにしてしまう。 モンスターにはとても打ち勝てない。しかし、それは現実、実際と は異なる。妄想上のモンスターだ。最悪のシナリオは成ったためし がない。一つ残らず主に委ねよと。主が目の前の事を心配して下さ っている。主に明け渡そう。その時、真の慰め主である、主からの 慰めが臨み、いかに気遣って下さっているかを経験して行く。 ------------ 今日一日が全て自分の手にかかっていると思うからこそ、先の事を 心配する。自分に出来る事は曖昧な予想ばかりだ。へりくだり主に 立ち返ろう。心配事を主に告げて、そして主の平安を受け取ろう。