2003年03月26日(水) 「そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった」(創世記3:6)
「そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった」(創世記3:6)
「食べるのに良く」「目に慕わしく」「賢くする」これら の誘惑は、Tヨハネ2:16の「肉の欲」「目の欲」 「暮らし向きの自慢」に合致する。サタンの誘惑 の常套手段だ。肉の欲とは、自分の思い通りに したい、好きなように生きたいという欲望、目の 欲は人に自分を印象づけたい、自分の方を向 かせたいという欲望、暮らし向きの自慢は、持ち 物を多く所有したい、必要が与えられているのに もっと持ちたいという欲望だ。「人は自分の欲に おびき寄せられて、誘惑される」心の底に潜む 欲望にサタンは誘いかけてくる。各自の欲望に 誘惑が来るので、自分の願望と合致するので 欺かれ、だまされてしまう。サタンからだとわか らない。誘惑に乗ってしまう。乗っていても尚も わからない。自分の欲望をよく見張っている 必要がある。誘惑を受けていて、全く気づかな いという事のないために。