2024年05月26日(日)

「もし最初の確信を終わりまでしっかり保ちさえすれば、私たちは キリストにあずかる者となるのです。」ヘブル3:14



人は主から目が離れ、不信仰になると、恐れに支配される。すると
目前の問題が、恐ろしい巨人に見えて、自分はいなごに見える。城
壁は巨大で人々は強く、食い尽くされそうだ。自分たちは小さく、
弱く、到底太刀打ち出来ない。自分は惨めで哀れで、消え入るばか
りだ。

素晴らしい喜びの約束は、み言葉は何一つ見えず、恐れと不安、憂
い、恐怖心でいっぱいになってしまう。カナンを偵察した10人の斥
候は、見て来たものを「悪く」言いふらし、民を扇動した。だがヨ
シュアとカレブは、全く同じものを見て「上って行って占領しよう。
必ず出来る。」と全く正反対の事を言った。民は双方の意見を聞い
たが、否定的な方を受け入れた。

不信仰を選んだのだ。その結果、民は大声で叫び泣き明かし、あの
悲惨なエジプトの方が良かったと言う。そしてモーセとアロンへの
怒りが爆発する。主はこの地に連れて来て、剣で倒そうとするのか
と。ここまで導かれた主を、悪意の神とする。不平不満と愚痴、自
己中心の心には、御心が何一つ見えない。何と、新しいリーダーを
立てて、エジプトへ帰ろうと言い出し、堅く信仰に立つカレブとヨ
シュアを殺そうとするのだった。

主はカナンの地を与えると約束されたのに、その約束を捨ててしま
った。彼らは皆、カナンへ入れず、滅ぼされた。不信仰でなく、
「信仰」を選択しよう。目に見えるところでなく、「御言葉」の方
に立とう。約束を堅く握る時に、「上って行って占領しよう、必ず
できる」が実現して行く。

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いつも〃毎回〃実地訓練される。目の前に、目に見える現実と約束
の御言葉があり、どちらを選ぶのかと。見える所は、サタンの影響
力が凄まじい。失望落胆で攻撃が来る。絶えず御言葉を選び、握り、
立てるよう祈ろう。