2024年12月26日(木) 「良い人は、良い倉から良い物を取り出し、悪い人は、悪い倉から 悪い物を取り出すものです・・人はその口にするあらゆるむだなこと ばについて、さばきの日には言い開きをしなければなりません。」 マタイ12:35
「良い人は、良い倉から良い物を取り出し、悪い人は、悪い倉から 悪い物を取り出すものです・・人はその口にするあらゆるむだなこと ばについて、さばきの日には言い開きをしなければなりません。」 マタイ12:35
私たちは皆、日々心の倉に、次から次へ様々なものをどんどん蓄え ている。あなたが、心の倉に蓄えている物は何だろう。隠れたプラ イド、妬み、憎しみ、怒り、嘆き、思い煩いだろうか。その中身が 現われ出るのは、その人が圧迫された時、苦しみの時、試みの時だ。 平常時、問題が何もない平穏な時には、出る事の無いものが、とっ さの事態が起きた時に、内面にあるものがそのまま現われ出る。繕 いきれない、私たちの本当の姿だ。圧迫が臨む時、苦しみの時には、 何が出て来るだろう。不平不満、愚痴、怒り、妬み、敵対心だろう か。それとも愛、寛容、親切、柔和、自制・・だろうか。 人の口も同様だ。自分の口から出て来る言葉により、自分の心にあ るものがわかる。「なぜなら人の口は、心に満ちているものを話す から」だとあり、口がら出る言葉は、心に満ちているものだと。特 に批判、非難、中傷のような攻撃を受けた時、どんな言葉が出るだ ろう。反撃の言葉だろうか。倍返しの攻撃、批判だろうか。 良い倉に蓄えた良い物とは、御言葉だ。これは自然に出て来ない。 日々の、地道な主との交わりの中で、蓄えられた御言葉であり、又、 それを取り出す練習が必要だ。これが身につき、習慣となって、良 い物が培われて行く。日ごとに地道に、少しづつ御言葉に接して行 こう。その貯えられた御言葉を、御霊が、思い起こさせて下さる。 これこそが、とっさの試みの時の大きな力だ。 ----------------- 辛い時には不平不満が心の倉にたまっていく。そのまま口に出せば どうなっているだろう。折に叶った御言葉が御霊に示される時、主 が共におられるという恵みを実感する。主に頼って行こう。