2025年03月26日(水)

「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、 と主は言われる」ローマ12:19



人から悪口を言われ、批判、中傷、いじわるをされたらどうだろう。
肉は怒りが沸き、報復したいと思う。倍返しで復讐しなければおさ
まらない。人は罪の性質がある。ある人が結婚後、姑とうまく行か
なかった。辛い日々で、何とか祈りにより過ごしていたが、心は重
苦しかった。余りに苦しくて、洗いざらいを御前に吐き出し、祈っ
ていた。

その時、御霊の光に照らされた。姑のいじめをひどいと被害者だと
思っていたが、自分も復讐していた事に気づかされた。巧妙に、日
常の場面〃で仕返しをしていた。御霊に、自らの罪深さを示され、
御前に心から悔い改めた。主の赦しの愛に触れ、平安が与えられた。
その後、不思議に今までと違った感じで接する事ができた。

そのつど祈り、主の助けがあった。楽しくおしゃべりし、笑い合え
るなどと、有り得ない事で、驚くべき主のみわざだった。罪の性質
は、やられると、どうしてもやり返さなくては気が済まない。しか
し、主は、報復するなと言われる。復讐からは何も良いものは生ま
れず、憎しみや敵対心を増幅させるばかりだ。

主は「自分で復讐するな。神の怒りに任せよ」「復讐はわたしのす
ることである。わたしが報いをする」と。そのままではなく、主が
報復すると言われる。私たちのする事は、主にゆだねる事だ。何も
してはならない。主に明け渡してしまい、心平安にしていだこう。
あとは主のなさる事だ。
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仕返しをしたらすっきりすると肉の思いは来るが、本当に心は平安
になるだろうか。ありのままを主に祈りお任せしたい。主の報いに
任せられるよう祈ろう。殺伐とした心を主が守ってくださる。