2025年10月26日(日)

「あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配 してくださる。主は決して、正しい者がゆるがされるようには なさらない」詩篇55:22



ある女性が、家庭の事情で中断していた教室に通い始めた。
大好きな事で喜びだった。だがそこに、自分に辛く当たる相
手がいて、ひどく傷ついた。帰宅しては涙で祈った。そんなに
辛いなら、やめれば良いのだが、講師が、その道の名の通っ
た人物で、教えを受けたかった。段々と相手への赦せない思
いが強くなる。

辛く苦しくてならず、主と交わろうと御前に出た。あるがままの
思いを、ことごとくを吐き出した。自分に愛が無いことを認め、
どうすればよいのか、主に助けを求めた。自分の罪は罪とし
て、憎しみ、恨み、怒り・・を悔い改め、この事を主にゆだねて、
ずっと御前に祈っていた。すると、相手の妬みによる事だと、
御霊が気づかせて下さった。

様々な場面が浮かび、腑に落ちた。以前から専門的に学び、
技術を習得していて、他者とはレベルが違い、ひときわ目
立っていた。その時、ふと心が変わっている事に、気づかさ
れた。こんな自分を妬まなければならない、相手がかわい
そうに思えて、気づくと、相手の祝福を祈っていたのだ。全く
自分ではなく、御霊の働きだった。

心がすっきりした。祈っていると主に触れて、今度は恵みの
涙が出た。「あなたがたは、自分に関する限り、すべての人
と平和を保ちなさい」、その次から、憎しみが消えて、自分に
関する限りは、平和に接する事ができた。自分の心が変えら
れたことに驚き、主のみわざを見せられた。

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主は、確かに心を変えることが、お出来になる。まず自分の
現状を言い訳も弁解もなく、主の御前に認めることだ。非を
悔い改める時、その時、何かが変わる。御霊が信仰へと導
かれる。御心を行なえるようにして下さる。