2004年04月24日(土)

「神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように」(エペソ1:19)

「信ぜよ、信ぜよ、神はすべて成し給う」という賛美があるが、すべてを成されるのは神である。私たちはその神を信じている。信仰生活で大切な事がある。それは信仰の対象である。よく陥る落ち込みが、自分は信仰が薄い、信仰が足らない…。しかし、自分の信仰の量でなく、対象が重要だ。あなたはなぜ電車に乗るのか。それは電車に乗れば行きたい駅に着くと信じているからだ。それは電車を信じているのであって、自分の信仰の量を信じているのではない。私達は自分を信じている神をもっともっと知ることが大切だ。そうすれば信じるに足る方だとますます確信が増す。その方ご自身への信頼が増す。椅子が壊れないと信じているから座る。それほど自然になる。
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自分の信仰を信じるのではなく、神ご自身を信じるのが信仰だ。しばしば勘違いして、自分の信仰を量ろうとして更に落ち込んでしまう。神がどれほど信頼に足るお方であるかは、信仰を働かせてみて初めて知れる。その信頼は更に増して行く。