2004年11月24日(水)

「神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい」(ローマ12:2)

対人関係は難しい。不幸な結婚生活は、とりわけ辛く苦しい。結婚生活は天国にもなり地獄にもなる。相手の欠点ばかり、あら捜しし、相手の非を責め、相手に要求しているばかりでは、幸せな結婚生活は到底望めない。すべての対人関係に言えることだ。自分はどうなのか。良い人間と思っていた自分が決して良い人間などではないと、聖霊様は忍耐深く教えて下さる。思いやりがあると思っていた自分が、いかにわがままで頑なで自己中心であるかを見せて下さる。情深くも寛容でもないし、自制心も無い者だと。自分が正しいに立って相手をさばき、責めていた自分こそが、変わる必要がある事を。自分が変わろうとするなら、聖霊様は臨み、キリストのかたちへと変えて行って下さる。自分が変わる時、相手も変わる。
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「よくなりたいか」と主は問うておられる。主の問いかけによって、自分のあいまいにしておきたい心がはっきりする。よくなりたいのか、このままでいたいのか。自分が変わりたいと思わない限り、変わることはない。変わりたい願いに御霊が働き、変えて行って下さる。