2006年06月24日(土)

「私に目を注ぎ、私に答えてください。私の神、主よ。私の目を輝かせてください」詩編13:3

この詩篇の中には、4回の「いつまで」
がある。神は御顔を隠しておられる。私
は悲しい。敵は高ぶって攻撃してくる。
これらの終結の時、解放の時がわかって
いれば忍耐できる。しかし、いつまで続
くのかわからない状況ほど苦しいものは
ない。私達も試練の時は、真っ暗闇のト
ンネルの中で、出口が見えない。いつ終
わるのか見えないと、更に苦しみとなっ
てのしかかる。この苦しみを、率直に神
に告げる事は良い。苦しみと嘆きを神に
ぶつける事だ。「自分のたましいの内で
思い計る」、自分の計画、思いに立つ所
から苦悩が来る。「私の目を輝かせ」御
霊の光が来る時、視点が変えられる。自
分中心に立ち、見ていた場所から神に移
行する。神の視点で見えた時に、状況は
そのままだが、突然変化し「救いを喜び、
歌を歌う」ことができた。大きな転換だ。
視点の問題だ。今、あなたが試練の中に
いるなら、神の視点に立てるよう、目を
輝かせて下さるように祈ろう。
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「自分の」「自分の」に立つ時、出口がなく
苦しいばかりだが、「神の」に立つ時、解き
放たれる。「自分の」を手放す時、自由にさ
れる。平安が来る。視点が変えられるように。