2006年07月26日(水)

「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求め・・」Tペテロ5:8

私達には古い性質があり、それは肉の
欲望で一杯だ。どこまでも自分中心で
あり、欲望を満たそうとし、自分の損
得で生き、自分の栄光を求める。「自
分の欲に引かれ、おびき寄せられ、誘
惑される」「欲がはらむと罪を生み」
とある通りで、欲をずっと心に囲い、
その欲望を思考の中で抱き続ける時に、
必ず行動に移してしまう。行為は思考
から来るからだ。罪を結実させてしま
う。突然、行動というのはあり得ない。
その思いをずっと心に抱き続けてい
た結果という事だ。心で妊娠させてし
まうと罪を出産する。妊娠させない事
だ。心に取り込む事を拒否しなければ
ならない。罪を、悪い思いを、心で、
もて遊んでいると、その思いはやがて
はっきりした形になって表れ、行動に
移す事になる。自分は大丈夫だと思っ
ているが、必ず罪に飲み込まれてしまう。
悪魔は、あなたの欲に餌を投げかけて
いる。今も誘惑が来ていないか。悪魔
に足もとすくわれないよう、目を覚ま
し祈っていよう。
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サタンは思いに来る。その思いを拒否し、
拒絶する事だ。肉の好むままにその思い
をもて遊んでいると、思いのとりこにな
り、それは必ず行為となる。拒否の選択
をしよう。