2007年04月25日(水)

「ある人たちは、正しい良心を捨てて、信仰の破船に会いました」Tテモテ1:19



バテシバを見て、姦淫の誘惑が来たダビ
デは「姦淫してはならない」の戒めが来
た事だろう。しかし、「自分はトップだ。
誰も何も言わない。それに誰も見ていな
い」と、もう一つの声も来た。肉に働く
サタンの声だ。その声が勝って、意志を
そちらに向けてしまった。そして、バテ
シバの妊娠を聞き、隠ぺいのための策略
を練り、結局、夫のウリヤも殺してしま
った。自らの良心を押し殺した。私達も
同様だ。良心の声、御霊の声を無視し、
肉とサタンの声に従って行く時、最初は
良心の痛みがあるが、段々痛みが無くな
る。悪くも思えなくなる。恐ろしい状態
に陥って行く。やがて、自分自身を正当
化し始める。外見は成功するかも知れな
い。この世的には地位も名声も得るかも
知れない。しかし、心に平安、安息は全
く無い。神から離れている。真の幸いは、
自分の欲望と願望の実現によるのではな
い。断じてない。神の願いは何か、神は
私に何を望んでおられるのか、その神の
御心を知り、それを行って行くこと、神
と一つになって生きる事にある。そこに
喜びと平安と真の幸せがある。ダビデは
悔い改めた。神に立ち返れた。良心を麻
痺させてしまうなら、信仰の破船に会う。
御霊の声に聞き従おう。御霊の示しが今
あるなら、即、従おう。
・・・・・・・・・・・
信仰に良心は大切で命綱だ。麻痺するなら
御霊の語りかけがもう聞けない。信仰の破
船だ。麻痺する前に、必ず御霊は何度も語
られる。それを故意に無視し続けた結果だ。
悲しい事だ。御霊の愛の語りかけに従おう。