2008年07月26日(土)

「こうしてあなたがたは、地上の残された時を、もはや人間の欲望のためではなく、神のみこころのために過ごすようになるのです」Tペテロ4:2

私たちは勘違いする。自分の欲望を満
たす事、自分の思い通りになる事が幸
せだと思ってしまう。欲望が遂げられ
るなら、心満たされるとの根深い価値
観があり、欺かれてしまう。決して満
たされる事はない。「この水を飲む者
はだれでも、また渇く」欲望を満たし
てもすぐに渇く。そのため、次から次
へと対象を替えて行く。決して心を満
たす事はない。井戸ばたのサマリヤの
女性が、5回の結婚と5回の離婚を重
ね、現在同棲していた。彼女は男性が
自分を満たし、自分を幸せにしてくれ
ると信じていた。だから、結婚がうま
く行かないと、相手の問題と相手さえ
変わればと、何度も繰り返した。しか
し、満たされる事はなかった。相手で
なく自分の問題であった。今も多くの
人々が欲望を満たす事が幸せの道、人
生の目的と思っている。欲望は人によ
って違う。富だったり、名誉、地位、
人からの賞賛を、人の注目を浴びるこ
と、自己顕示、自己実現、優越感を感
じること、人からの羨望を得る事・・、
しかしそこに満たしは無い。真の幸せ
と満足は、神の御心を歩むところにあ
る。御言葉に従って行く時、神を真に
知って行く。痛い苦しい試練こそ自分
を変え、キリストに似た者と形造って
くれる。自己中心な者が、神のご性質
にあずかる者とされている。何という
感謝と喜びだろう。
・・・・・・・・・
肉とサタンは絶えず誘惑し、欲望を満
たすようにと働いて来る。そこに満た
しはなく、ますます心は渇く。神との
生き生きとした交わり、神のご愛の中
に真の満たしがある。神を求めよう。